韓国人乗客に高額料金を請求したタクシー運転手
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6月7日午後3時頃、バンコクのシャングリ・ラ ホテルの前で、メーターを使用せず、高額料金を請求したタクシー運転手が、その請求を否定した韓国人観光客の乗客を罵った動画がSNSで拡散されていました。
発端は、韓国人観光客がタクシーでワット・ポーからシャングリ・ラ ホテルまで使用しましたが、目的地に到着するとメーターを使用しなかったタクシー運転手に700バーツの支払いを請求されました。しかし、その手口を知った韓国人観光客が300バーツしか支払わなかったことで、タクシー運転手に怒られて罵られました。それを見たホテル従業員が仲裁に入り、そのタクシー運転手を追い出したということです。
※ワット・ポーからシャングリ・ラ ホテルまで(約20km)のタクシー料金には、渋滞がなければ、2023年6月9日時点の実際価格は約150~200バーツです。
その後、現場で撮った動画がSNSで拡散され、炎上話題になっていました。
動画:https://www.facebook.com/watch/?v=588537806701501
6月8日、タイ陸運局が事情聴取を行うためにタクシー運転手を呼び出しました。タクシー運転手は「最初は、韓国人観光客と500バーツで合意しましたが、目的地に到着すると相手は300バーツしか支払わなかったため、怒りで動画のように相手を罵りました」と供述しました。
最終的に、タイ運輸省が処分としてタクシー運転手に3500バーツの罰金を科し、運転免許を30日間停止することにしました。