ペッチャブリー県で銃乱射 犯人は超法規的措置殺害
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ペッチャブリー県ムアン郡の住宅街で、銃乱射事件が発生しました。犯人は警察官に超法規的措置で殺害されました。
3月21日
アヌワット・ウェーントーン氏(29歳)が、自宅の向こう側にある家の2人がオートバイクを自宅の周辺に止めたことに不満を抱いたため、相手に空き瓶を投げました。その間、アヌワット氏と相手2人との言い争いや喧嘩が続けていました。
3月22日
13:00 アヌワット氏が相手2人に銃を乱射し、その際、通りかかった配達に来たバイク宅配の男性1人が流れ弾で負傷しました。また、その後から駆け付けた群長も撃たれて負傷しました。
14:00 通報を受けた警察が、現場に駆けつけ、撃たれた怪我人を救助し、早速周辺住民を避難させていました。アヌワット氏が自宅に立てこもったため、およそ100人の警察官が家を包囲していて、その間、アヌワット氏との警察官撃ち合いが続いていました。
16:00 警察がアヌワット氏の母親を連れてきて、母親は自首するように説得しようとしていましたが、銃を1発撃ってきたため、警察が一時的に退却せざるを得ませんでした。
19:00 警察が改めてアヌワット氏を自首するように説得しようとしましたが、銃を4発撃ってきたため、説得することを諦めました。
3月23日
00:00 警察が撃たれて死亡した3人の遺体を現場から引き取ることができました。その間、アヌワット氏との警察官撃ち合いがまだ続いていました。
4:00 アヌワット氏が銃を撃ってきていたため、これ以上の被害が広がらないように、警察がアヌワット氏を超法規的に殺害することにしました。
警察によると、アヌワット氏は撃ち殺した住民との間に起こした過去の暴行事件で裁判に出廷することになり、そのストレスが今回の銃乱射事件を起こしたとみられるということです。