プラーチーンブリー県の発電所から紛失したセシウム137 炉で製錬されたか
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3月10日 ― タイ原子力平和利用事務局(OPA)が、プラーチーンブリー県シーマハポー郡にある発電所から人体に有害な放射性物質入ったセシウム137が紛失したという報告を受けました。
11・13日 ― OPAの局員と関係機関が、発電所内の至るところで放射線測定器でセシウム137を捜索しましたが、検出しませんでした。
14日 ― OPAの局員と関係機関が、県内の工業団地内にある15カ所の工場や施設などで放射線測定器でセシウム137を捜索しましたが、検出しませんでした。
15日 ― OPAの局員などが、プラーチーンブリー県に隣接するチャチューンサオ県内の工業団地内のある工場や施設まで捜索範囲を拡大しました。
19日 ― プラーチーンブリー県内にある大規模な屑鉄溶鉱炉場からセシウム137の反応が検出されたと明らかになりました。
20日 ― OPAによると、溶鉱炉でセシウム137が完全に製錬されて粉塵となり、地域にばら撒かれている恐れがありますが、検出された放射線はセシウム137とは限らないとのことです。
同日、OPAが市民の安全のため、一時的な放射性汚染物質対策を実行し、今日(21日)交際的基準に従うことにすると発表しました。
OPAによる一時的な放射性汚染物質対策:https://www.facebook.com/photo?fbid=817278539759087&set=a.328293581990921