バンコク郊外で修学旅行バス炎上 子どもら25人が死亡
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10月1日午後12時30分頃、バンコク郊外ウィパワディー・ランシット通りで、修学旅行中の幼稚園児や小学生などの子どもたちを乗せたバスが炎上する事故が発生しました。
報告によると、当該バスは、ウタイターニー県にある学校の生徒たちをタイ中部ノンタブリー県にある発電所に連れていく修学旅行の貸切バスだとわかりました。
バスには、子どもと教師ら44人が乗っており、これまでに16人の子どもと3人の教師、合わせて19人が救助されました。そのうち3人はけがを負い、ペートランシット病院に搬送されたとのことです。
映像:https://www.facebook.com/watch/?v=512114341585379
現場の映像は、高速道路の下でバスが燃え上がる様子や、巨大な濃黒い煙が空に立ち上る様子を見せていました。
乗っていた用務員の話によると、バスがバンコクに向かう高速道路を走行しているうちに、バスの左前輪がバーストし、バスがコントロールを失って中央分離帯のバリケードに衝突し、激しい炎に包まれたとのことです。
現時点(10月1日午後)では、今回の事故による死亡者数は約25人と見られています。
この事故に対し、タイ首相のペートンタン・シナワット氏は、「政府はすべての医療費と死亡者の補償を負担する」と述べました。
現地当局は、火災の原因について調べを進めています。
タイは世界で最も悪い道路交通安全記録の1つを持っており、安全でない車両や劣悪な運転が毎年高い死亡者数に貢献しています。