チェンマイのホテルで死亡の日本人女性 警察は自殺と断定
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7月31日、チェンマイ県ムアン郡マヒドン通りにある有名な高級ホテルの部屋の浴室で、USBケーブルが首に巻き付いた状態の日本人女性であるホソエ・アミ(25歳)さんの遺体が発見されました。
同じ部屋に宿泊し最初に遺体を発見した夫である日本人男性のフジワラ・ショウゴ(31歳)さんによると、ホソエさんはうつ病とパニック障害を患っていたため、自殺の可能性があると述べているとのことです。
それ以来、警察は自殺も殺害も、どちらの可能性もあるとみて調査を続けていました。
そして8月16日、チェンマイ警察は、以下にこの事件に関する調査結果を発表しました。
・現場の部屋の防犯カメラを調べた結果、死亡者と夫が部屋に帰ってきた7月30日午前3時44分から遺体が見つかった31日午前9時44分まで、部屋に出入りする第三者はいませんでした。
・USBケーブルの両端に、死亡者のDNAしか検出されませんでした。
・司法解剖の結果、体内に毒素が検出されず、遺体に争った形跡もありませんでした。
・死因は、窒息死だったと明らかにしました。
これらの調査結果により、警察は自殺と断定したと発表しました。
なお、女性の遺体は家族に引き渡され、日本に帰国したという。