タイ人女性とのわいせつなコンテンツを公開したフランス人男性を逮捕
詳細

タイ警察が1月20日、タイ人女性との親密な場面を含むわいせつなコンテンツや動画をSNSに投稿したとして、フランス人男性(26歳)を逮捕しました。
移民局捜査部のジラポン・ルジダロンチャイ警察大佐率いる捜査チームは、わいせつな資料を共有し、自身の身体的特徴を誇示しながら性的な接触を求めていた外国人に関する情報を基に捜査を行いました。
北バンコク刑事裁判所から家宅捜索令状を取得した捜査チームは、バンコク首都チャトゥチャック地区にある高級マンションで、タイの有名大学に在籍するフランス人大学生であるK容疑者(氏名非公開)を逮捕し、現場から電子機器やアダルトグッズを押収しました。
K容疑者は、公衆がアクセス可能なわいせつなデータをコンピュータ上にアップロードおよび配布したとして、コンピュータ犯罪法の違反と、わいせつ物の製造および配布に関連する罪で起訴されています。
証拠として提示された動画に対し、K容疑者はそれが自分であると認め、「若気の至り」だと供述しました。また、複数の女性が関与していたものの、これらの活動は1年以上前に終了したと主張しました。
移民局第3部のチャイリット・アヌリット警察中将は、容疑者が活動をやめていたと主張しても、既に犯罪が行われていると述べました。
チャイリット警察中将は「この事件は公共の秩序と道徳に重大な脅威を与え、タイの評判を損なうものです」と述べました。また、デジタル上の足跡は消えないこと、法律の無知は言い訳にならないことを強調しました。
さらに、チャイリット警察中将は、このケースが「社会への静かな脅威」を示していると指摘しました。K容疑者は複数の女性との親密な関係を認め、その一部が撮影されていることを知らない女性もいたと述べています。
また、チャイリット警察中将は、「SNSでコンテンツが共有されていることを知らなかったと考えられる女性もいました。被害者となり得る女性は、法的支援を得るために移民局捜査部に連絡するよう」と呼びかけています。
