バンコクでタクシー運転手がナイフでを乗客の顔を切りつける ドアを強く閉めたことに激怒
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タクシー運転手が、乗客への対応を拒否したことに怒った乗客がドアを強く閉めたため、果物ナイフでその乗客の顔を切りつけるという事件が発生しました。
事件の発端はバンコクのシーロム地区で1月11日、男性3人と女性1人のグループがタクシーを止め、トンロー地区まで行くよう依頼しました。
しかし、運転手は交通渋滞を理由に行くことを拒否しました。それに対し、1人の男性が苛立ちを示すためにドアを強く閉めたとされています。
この行為に激怒した運転手はタクシーから降り、口論が始まりました。その際、運転手は果物ナイフを取り出し、ドアを強く閉めた男性の顔を切りつけました。
負傷した男性の友人や通りかかったバイクタクシー運転手たちがすぐに介入し、タクシー運転手を取り押さえました。その後、警察が到着し、関係者全員を警察署に連行しました。
この攻撃により、男性の顔には10センチ以上に及ぶ傷ができました。負傷した男性は記者に対し、この傷を縫うために32針を必要としたとのことです。
この事件に対し、SNSでは同様の事件を防ぐために厳しい対策や迅速な対応が求められており、特に「これは乗客の安全に深刻な脅威をもたらすものだ」「もし誰も助けてくれなかったら命に関わる事態になっていたかもしれない」「国のイメージにも影響を与えるため、罰則をより厳しくするべきだ」「このような危険な行為をした運転手の免許は取り消されるべきだ」という意見が多く寄せられています。
タイでタクシーを利用する際に、万が一、危険な状況に巻き込まれた場合は、その場から速やかに離れ、近くの警察に相談するか、日本大使館の緊急連絡先を利用してください。
