テンモー事件の容疑者ポーとサン タム弁護士の後ろめたいことを暴露
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タイの有名な弁護士であるビトラ・ビアバンカード、通称タム弁護士(ทนายตั้ม)が現在、オンライン宝くじプラットフォームへの投資を騙り、被害者から7100万バーツを詐取したという疑惑が浮上し、大きな話題になっています。
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その後、タム弁護士と問題を抱えていた相手方は、この機に乗じてタム弁護士の後ろめたいことを暴露しています。その中には、 2022年に世間から大きな注目を集めていたタイ人気女性のテンモーさんが亡くなった事件の容疑者の2人であるポーさんとサンさんも含まれています。
2人は10月30日、タイで非常に人気の高いトーク番組「Hone Krasae」に出演し、過去にどこでも公開されていなかった、テンモー事件に関するタム弁護士の後ろめたいことを語りました。
以下は、同番組でのポーさんとサンさんのインタビューを組み合わせた要約です。
2人は「テンモーが亡くなった当時、私たちはショックでどうすればいいのか分からなかった状態のまま、弁護士もつけずに警察に呼ばれて尋問を受けました。しかし、ロバート(テンモー事件の容疑者の一人)の友人であり、タム弁護士の親友でもある人物が、タム弁護士にこの事件の弁護を依頼しました。ところが、タム弁護士が私たちから全容を聞いた後、事実を歪曲し、最後にテンモーを見た人物に全ての責任を負わせるという弁護方針を提案しました。私たちは、この提案に同意しないことにしました。その後、タム弁護士はFacebookに、この事件の弁護を引き受けないと投稿し、さらに船に私たちを貶めるような発言をし、相手方の弁護を引き受けることまで申し出ました」と話しました。
「なぜ3年も経ってからこのことを話したのですか?」という質問に対し、「事件が起きた当時、私たちは呼吸すら罪になってしまうという状況に陥っていました。そのため、あの時このことを話していたら、誰も私たちの話を信じてくれなかったでしょう。今日、人々が私たちを信じてくれなくても、また私たちを罵倒してきても構いません。少なくとも、私たちが過去3年間、警察や裁判所に証言してきた真実を人々に伝えることができました」と答えました。
なお、オンライン宝くじ投資で7100万バーツ詐取について、タム弁護士はすべての疑惑を否定しています。
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