テンモーさん事件 2人の容疑者が容疑を認める 裁判所は5月10日に判決
詳細
去年2月にスピードボートからチャオプラヤー川に落ちて死亡した女優テンモーさんの事件で、スピードボートの所有者であるポーさんと、スピードボートの運転手であるロバートさんが、逆に全ての容疑を認めました。
ポーさんの容疑
過失致死罪
船舶免許なしでボートを運転
川にゴミを不法投棄
免許証の有効期限が切れたボートを運転
偽証罪
船首に船名なし
ロバートさんの容疑
過失致死罪
船舶免許なしでボートを運転
川にゴミを不法投棄
免許証の有効期限が切れたボートを運転
ことの発端は、テンモーさんの母親が専門家に重要な証拠だと思われる前回の裁判で使われなかった消された車載カメラの動画を復元させることができ、それを新証拠として裁判所に提出するということです。
テンモーさんの母親によると、その動画に記録された2人の人物による会話の内容は、新証拠として役に立つと確信しました。また、声を聞いたら、その2人の人物は誰だかも確信しました。
このことについて、裁判所が5月10日に判決の言渡しをすることにしました。
一方、残りの4人の容疑者であるグラティックさん(テンモーさんの友人でマネージャー)ジョブさん(テンモーさんの友人)、エムさん(弁護士)、サンドさん(テンモーさんの友人でマネージャー)がまだ全ての容疑を否定すると主張しました。
そのうち、サンドさんが約4080万バーツの賠償金でテンモーさんの母親を反訴しようとしています。
残りの4人の容疑
グラティックさん
過失致死罪
偽証罪
証拠隠滅罪
エムさん
偽証罪
証拠隠滅罪
ジョブさん
過失致死罪
川にゴミを不法投棄
証拠隠滅罪
サンドさん
過失致死罪