チェンマイ国際空港で天井パネル落下事故 外国人旅客2人が負傷
詳細
タイ北部チェンマイ県のチェンマイ国際空港で8月3日午前7時55分ごろ、出国便旅客ターミナルの天井パネルの一部が落下し外国人旅客2人にけがを負わせる事故が発生しました。
1人のけが人はオランダ人の少年で、もう1人は中国人の少女です。オランダ人の少年は手の甲に軽傷を負い、一方、中国人の少女は頭部に5センチの切り傷を負いました。
事故の後、チェンマイ国際空港の医療チームが急いで現場に駆けつけ、2人のけが人に応急処置を行いました。
オランダ人の少年とその家族は、予定通りドンムアン空港への旅行を続けたいと主張したため、チェンマイ国際空港所長は少年が到着した時に治療できるようにドンムアン空港当局と調整しました。
一方、中国人の少女はチェンマイ県内の病院に緊急搬送され、詳細な検査を受け、頭部に5センチの傷口を縫合した後、家族とともにチェンマイ国際空港に戻り、ソンクラー県ハートヤイ郡のハートヤイ国際空港への準備を行いました。
チェンマイ国際空港所長が、2人のけが人とその家族に空港のプロトコルに従って新しい衣装、新しい航空券、昼食、VIPラウンジなどの提供を含めた必要な支援を提供し、及び賠償金を支払いました。
チェンマイ国際空港所長は、この事故について謝罪し、今後同様の事故が起こらないように全力を尽くすと述べました。
事故の原因について、エアコンの冷却空気管の断熱材が数日間の雨で過剰な湿気を蓄積し、過度の重量になったと確認されました。空港は今後、定期的なメンテナンス時期に合わせて、天井上のエアコン配管の断熱材交換作業を行います。