家の所有権を巡る争い 新所有者を射殺した元所有者を逮捕
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5月30日午後1時頃、パトゥムターニー県タンヤブリー郡の住宅で、家の所有権を巡る争いにより、元所有者のデーチャー氏(65歳)が新所有者のガモンポーン氏(52歳)を射殺した事件が発生しました。
事件の発端は、デーチャー容疑者が金融機関に家を差し押さえられ、公売されることになりました。その後、モンポーン氏が家を購入し、正式な新所有者になりましたが、デーチャー容疑者がどうしても家の引き渡しを否定しました。
そのうち、モンポーン氏がデーチャー容疑者に何回も立ち退きを要求しようとしていましたが、その度に否定されていて、そして当日、デーチャー容疑者に5発連続も撃たれて家の前で死亡しました。
その後、現場に到着した警察官が、自宅に立てこもったままのデーチャー容疑者を説得して自首させようとしていましたが、デーチャー容疑者に撃たれたという報告もあります。
最終的に、およそ9時間も自宅に立てこもっていたデーチャー容疑者が同日午後8時頃、大人しく警察官に自首し、殺人容疑、殺人未遂容疑、銃所持容疑の3容疑として逮捕されました。
