バンコクを拠点とした日本向けの詐欺グループとみられる日本人5人を逮捕
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12月11日、バンコク都バーンケーン区にある自宅を拠点とした特殊詐欺グループとみられる日本人男性の容疑者5人がタイ警察に逮捕監禁罪の疑いで逮捕されました。
28歳の日本人男性の被害者は、コールセンターのアルバイトの募集を見て応募しましたが、実際には、日本国内に嘘の電話をかけ、現金をだまし取っていた詐欺のコールセンターでした。
拠点とされる建物内で監禁されていた被害者は、現場から脱走し、日本大使館に助けを求めに来て、大使館はタイ警察と協調し、現場の自宅を強制捜査を行い、その場にいる容疑者とみられる日本人男性5人を逮捕しました。
逮捕されたのは、川端浩太郎容疑者(38歳)や、中村健二容疑者(46歳)などの5人でした。
警察は、拠点とされていた自宅から、ノートパソコン1台、印刷機1台、スマホ4台、タブレット1台、被害者のリスト、電話やりとりのマニュアルなどを証拠として押収しました。
警察は現在、詳しい状況を調べていて、今後、詐欺容疑についても捜査を進めるとのことです。