パタヤで彼女と口論で車暴走をさせた日本人男性(動画あり)
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7月4日午後9時頃、タイ東部チョンブリー県(パタヤ)バーンラムン郡で警察は「ソイブアカーオで外国人男性が車を暴走させ、屋台などに突っ込んだ」と通報を受け、救助隊などとともに現場に駆け付けました。
現場である飲食店の前で、体の至る所や顔にけがを負ったほろ酔い状態の日本人男性観光客のヤマグチ・ヨシユキ容疑者(60歳)を発見しました。
飲食店の男性警備員(27歳)によりますと、ヤマグチ容疑者が飲食店に勤めるタイ人の彼女と口論になり、この店に車で3回突っ込みました。その後、人で賑わうソイブアカーオで暴走し、屋台などに衝突しました。自分を含めた警備員たちが、ヤマグチ容疑者を止めるために車の窓ガラスに酒瓶などを投げつけていましたが、ヤマグチ容疑者は暴走を止めずソイブアカーオに沿って逃走していき、最終的に駐車中のバスにぶつかり、暴走が止まったとのことです。
また、警備員は「ヤマグチ容疑者はアルコールによる酩酊というより、何らの薬物による酩酊ではないかと思います」と述べました。
なお、ヤマグチ容疑者のけがは警備員たちが酒瓶などを投げつけた時のけがです。ヤマグチ容疑者は、救助隊に応急処置を行われて病院に緊急搬送されました。
今回の事件により、重傷者や死亡者はいなかったとのことです。
現場にいた人は「事件が起きる前に、ヤマグチ容疑者は店側に「店に車で突っ込んでやる」と脅迫しましたが、ただのはったりだったと思った店側は「勝手にしろ」と言い返しましたが、まさか本当に実行するとは思いませんでした」と述べました。
警察は現時点で、ヤマグチ容疑者やお店の関係者を招待し、事情を聴いています。