今年のソンクラーン祭は水かけ禁止の見通し
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昨年は新型コロナの感染拡大により祝賀行事が取りやめとなった4月13日のタイ旧正月を祝うソンクラーン祭ですが、今年は感染防止策を徹底することで様々なイベントが催される予定です。
新型コロナ感染対策に対しイティポン文化相は16日、来月のソンクラーン祭では水を掛け合ったり、白い粉を水で溶いたものを顔に塗り合ったり、フォーム・パーティーで泡まみれになったりするのを禁止するガイドラインが打ち出されていることを明らかにしました。
なお、ソンクラーン祭における水かけは長年にわたって主に若者たちが競って激しく水を掛け合うゲームのような状態となっていますが、イティポン文化相によれば、「本来は仏像や年長者の手に祝福のために優しく水をかけるのがソンクラーン祭における本来の水かけ。今年のソンクラーン祭は激しく水を掛け合うことなどが禁止されることで伝統に忠実な形でしめやかにソンクラーン祭が催されることが期待される」とのことです。