新型コロナの経口治療薬「モルヌピラビル」、12月に調達
詳細
米メルク(Merck)社が開発中の新型コロナ用経口治療薬「モルヌピラピル」について、保健省医療サービス局のソムサク局長は、購入契約の草案ができあがっており、現在政府部内で草案の文言のチェックが進められているところだと説明するとともに、この薬が12月にタイに届くとの見通しを明らかにしました。保健省医療サービス局は現在、メルク社の子会社、MSD(タイランド)社と治療薬購入に向けて調整を行っているところです。
ソムサク局長によると、この治療薬が使用可能となるのは、米国とタイの食品医薬品局が緊急使用を許可した後ですが、許可が出るのは早くても11月か12月の見通しとのことです。