有名サプリメントブランドのオーナー 友人にクリニック事業を乗っ取られる 月5000万バーツの利益を失う
詳細
有名サプリメントブランドのオーナーであるメイ・プリマヤ氏が、人気テレビ番組「ホン・クラセー(Hone Krasae)」に出演し、大きな注目を集めている問題について胸中を明かしました。彼女は、共同で設立した美容クリニック「Dermatige Clinic」の事業を親友に乗っ取られたと主張。同クリニックは月におよそ5000万バーツもの利益を上げていたにもかかわらず、自身は事業から締め出され、利益配分を一切受け取っていないと訴えました。
番組内でメイ氏は、SNSを通じて知り合った友人であるヤー氏(仮名)から誘われたことが、美容クリニック事業の始まりだったと語りました。当初、株主はメイ氏が30%、ヤー氏 が30%、そして医師2人がそれぞれ30%と10%を保有する4名体制でした。その後、株主構成は4人がそれぞれ25%ずつ均等に保有する形に変更されました。
メイ氏によると、問題が表面化したのは、彼女自身のサプリメント製品に関する訴訟が起きた後のことでした。他の株主らがクリニックのイメージへの影響を懸念し、彼女が保有する25%の株式を一時的に第三者の名義に変更するよう求めたといいます。売買契約の形は取ったものの、彼女は株式の代金を1バーツも受け取っておらず、信頼関係のもとで株式を預けたに過ぎないと主張しています。
しかし、株式を譲渡した後、彼女は事業から完全に締め出され、会社の情報にアクセスすることも、収益を知ることもできなくなりました。その一方で、クリニックは成長を続け、莫大な利益を上げていたとされています。
メイ氏は番組内で、「月に5000万バーツもの利益を上げる会社が、なぜ解散を決定するのか」と疑問を呈し、証拠隠滅や不正行為の意図があったのではないかと疑いを示しました。彼女は自ら築き上げた事業を破壊するつもりは一切なく、ただ透明性と合意に基づく公正な利益を求めているだけだと強調しました。
一方で、相手側も反論の声明を発表しており、メイ・プリマヤ氏はすでにクリニックとは無関係であると主張。さらに、名誉毀損でメイ氏を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こしています。
この問題は法的な紛争に発展しており、今後の真相解明は司法の判断に委ねられることになります。





















