外国人観光客がアユタヤの寺院内でマンゴーを取るため仏像によじ登る SNSで批判殺到
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タイ中央部アユタヤ県のワット・ヤイチャイモンコン(Wat Yai Chai Mongkhon)で、インド人女性観光客がマンゴーを取るために仏像によじ登るという事件が発生し、仏教徒の間で怒りと懸念が広がっています。
動画:https://www.tiktok.com/@viewyeahhh/video/7476772863844830482
映像では、一人の女性が仏塔の壁のそばにある仏像によじ登り、もう一人の女性が下で果実を受け取るのを待っている様子が映っています。
この動画は広く批判を招き、多くの人々が宗教施設への無礼や仏像への損傷の可能性を非難しています。
寺院の職員であるアルニー・ノンスリさん(64歳)は、事件当時は認識していませんでしたが、後にガイドから動画を見せられ、その不適切な行為に衝撃を受けたと述べました。
アルニーさんは、二人の観光客はツアーグループではなく個人で訪れた可能性が高いと推測しています。通常、ツアーガイドは寺院でのマナーや歴史的な重要性を説明し、聖なる物の上に登ったり踏んだりしないよう注意を促しているためです。
アルニーさんによると、この事件は午後遅くに発生した可能性があり、その時間帯は訪問者が少なく、寺院の職員も別の業務に追われていたため、観光客の行動を見逃してしまったのではないかと考えられます。
今後、寺院関係者は監視を強化し、同様の事件の再発を防ぐ方針です。
仏教は神聖なものとして認識されており、日常生活のあらゆることに根付いているタイでは、仏教への侮辱行為は禁じられています。
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