タイでしてはいけないことやタイのタブー
タイでしてはいけないことやタイのタブー
王室への悪口や批判
タイでは王室に対する中傷・侮辱を罰する不敬罪を定めた「刑法112条」に基づき、王室への悪口や批判など、不敬な行為は禁止されています。これは外国人にも適用されています。
頭は神聖な部分
タイ人にとって身体の一番上にある頭は精霊が宿る神聖な部分とされています。そのため、頭に触れたり、叩いたり、なでたりするなどの行為は大変失礼な行為にあたります。
足は不浄な部分
身体の一番上にある頭は神聖な部分とされている一方、身体の一番下にある足は不浄な部分とされています。そのため、人に足を向けたり、机の上に足をのせたり、足で物を動かしたりするなどの行為は大変失礼な行為にあたります。
仏教は神聖なもの
仏教は神聖なものとして認識されており、日常生活のあらゆることに根付いているタイでは、仏教への侮辱行為は禁じられています。例えば、仏像よりも高い位置に立ったり、仏像によじ登ったり、仏像や僧侶などに足を向けたりする行為です。また、仏像や仏陀を商品として扱うことも禁じられています。ちなみに、タイ人の9割は仏教を信仰しています。
黒い服を着ること
タイ人にとって黒系の色は悲しみや辛さを表現するものとされています。例えば、黒い服を着てお見舞いに行くと、相手を早く死なせたいと意味することになります。そのため、結婚式、引っ越し祝い、お見舞い、誕生日パーティーなどで黒い服を着るのは絶対にタブー。
他にも、タイでしてはいけないことやタイのタブーはいくつかがあります。
・ お寺などの神聖な場所や大勢の人の前で、相手と愛撫をしてはいけないこと。
・ お寺や王宮などの神聖な場所で、胸元が開いた服や肌見せ服を着てはいけないこと。
・ 大勢の人の前で、他人に恥をかかせてはいけないこと。
・ 抱いたり、キスしたりすることで挨拶してはいけないこと。
・ 食事中に大声で話したり、食べ物を噛んだりしてはいけないこと。