タイ人気歌手スタンプ・アピワット(Stamp Apiwat)に関する炎上のまとめ
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タイの人気歌手であるスタンプ・アピワット・ウアターウォンスック(Stamp Apiwat Ueathavornsuk、42歳)さんに関する出来事が、ここ2~3日間でタイ社会で大きな注目を集めています。
以下は、2025年1月20日現在までの出来事をまとめたものです。
2025年1月15日、スタンプさんはコンサートのステージで、約2年間活動を休止していた理由を明らかにしました。その理由は、彼の妻が約10年間にわたって匿名の人物から脅迫を受けていたためです。脅迫内容には、音楽業界内で妻を嫌わせる状況を作り出すこと、航空機の座席予約を妨害すること、イベントの舞台裏に侵入して仕事を妨害することなどが含まれていました。また、法的措置を取ろうとした際には、相手の父親が警察高官であり、政治的な罪をでっち上げて起訴するぞと脅されたこともあったと述べました。このため、法的保護が得られるまでの間、スタンプさんは仕事を控える決断をしました。
そして、スタンプさんは2024年5月30日、裁判で勝訴しましたが、勝訴後も相手からの脅迫は続き、SNSでの侮辱投稿などが行われていました。
2025年1月18日、タイのオルタナティヴ・ロックバンド「Tilly Birds」が声明を発表し、スタンプさんの相手はバンドのスタッフの恋人であることを認めました。また、スタンプさん側と相手側の主張が大きく食い違っていることを明かしました。特に裁判は「脅迫事件」ではなく「不倫事件」であったとしています。
さらに、相手の恋人は裁判が不倫事件に関するものであり、スタンプさんが主張する「勝訴」は存在しないとする文書を公開しました。
2025年1月19日、スタンプさんの友人が、スタンプさんとのチャット履歴を公開しました。その中でスタンプさんは、結婚生活に不満を抱き、妻と離婚したいと考えていたことや、プライバシーが制限されていると感じていたことを語っていました。友人がこのチャット履歴を公開した理由は、スタンプさんが真実を隠していることに対する不満からでした。また、スタンプさんが約2年間妻を裏切っていたことを認めるべきだと主張しました。
2025年1月20日、スタンプさんはSNSで謝罪文を投稿し、ステージで全ての事実を語らなかったことで混乱を招いたことを認めました。そして、今回の問題の原因が自身の不倫にあることを明かしました。
要約
・スタンプさんの妻を脅迫していた相手は、元ファンであり、不倫関係にありました。
・2022年末、スタンプさんの不倫が妻に発覚。
・最終的にスタンプさんは妻を選び、不倫相手であった元ファンが逆恨みで妻を脅迫し始めました。
・スタンプさんは元ファンを訴え、裁判で勝訴したが、脅迫は止まりませんでした。
・スタンプさんはステージで妻が脅迫されていることだけを話し、自身の不倫については触れませんでした。
