チェンマイの映画監督 赤いパンツ一枚の姿で水供給問題に抗議
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タイ北部チェンマイ県の水供給状況は、近年、人口増加や観光客の増加に伴い、需要がますます高まっているため、常に注目されています。特に、乾季には水不足が深刻化する地域もあり、水資源の管理は重要な課題となっています。
このような状況の中で、チェンマイ出身の映画監督であるニチャヤプーム・チャイアナン(Nitchapoom Chaianun)さんが10月29日、この問題に抗議するため、赤いパンツ一枚で村の中央に立ち、「村の水道が頻繁に止まり、チンコを洗う水すらない」と書かれたプラカードを掲げた様子の写真を自身のFacebookに投稿しました。
投稿:https://www.facebook.com/share/p/Y3x83bRaX9MCdsMA/
以下は、ニチャヤプーム監督が投稿した内容です。
「この地域では、水道が頻繁に止まる問題が10年以上も続いており、チェンマイ水道局は依然として根本的な解決策を見出せていません。水が全く出ない場合や水圧が弱い場合もあり、飲食店、クリーニング店、飲料水製造工場など、水を使用する多くの事業者が大きな影響を受けています」
「関係各機関に、チェンマイ水道局への予算承認を求めます。10年間もこのような問題が続いているのは我慢できません。大規模なインフラ投資が必要です。今回はパンツ一枚で抗議しましたが、次回は裸で水道局の前でシャワーを浴びるつもりです」
一方、チェンマイ水道局は、この問題の原因について「ポンプが水を汲み上げることができません。吸い込み口に砂や泥が堆積しているため、ポンプを泥や砂から引き上げるために揚水を停止する必要があり、そのため作業に時間がかかります」と公式Facebookで説明しました。