妊娠後期のタイ人女性を蹴ったロシア人女性 土足で入店に注意されたことに不満
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タイでは最近、スイス人男性がタイ人女性医師を蹴って罵声を浴びせた事件や、ニュージーランド人男性がタイの警察官に暴行を加えた事件などという外国人がタイ人に対して迷惑行為を行う事件が次々と起きて注目を集めています。
そんな中、タイ南部スラートターニー県パガン島(パンガン島)で、ロシア人女性が妊娠後期のタイ人女性を蹴るという事件が発生しました。
発端は3月18日午後、外国人女性がパガン島にあるオーガニックハーブ専門店にコーヒーカップを持って土足で入ってきました。
しかし、同店の入り口には、土足禁止と飲食物持ち込み禁止の張り紙が貼ってあったものの、外国人女性はそれを無視して入店しました。
それで、店主で妊娠8ヶ月のプローイさん(34歳)は、外国人女性に対して丁寧に注意しましたが、外国人女性は「私の靴は汚れていない」などと主張して罵詈雑言を浴びせたうえ、プローイさんの太ももと内ももを合わせて2回蹴って転倒させました。
外国人女性はその後、プローイさんの母親によってお店から追い出され、そのまま立ち去ったとのことです。なお、外国人女性が立ち去る前に、プローイさんが証拠として外国人女性の写真を撮ってありました。
パガン島警察と入国管理局は、外国人女性を特定し、彼女がパガン島でヨガ教室を行っているロシア人のエレナ氏(41歳)だと判明しました。
エレナ容疑者は、警察の取り調べを受け、プローイさんに対して暴行をはたらいたことを認めました。警察は、エレナ容疑者を暴行の罪で起訴しました。
なお、エレナ容疑者は「その日は生理中のイライラしていたので、思わずそのようなことをやってしまいました」と供述したという報告です。
エレナ容疑者はプローイさんに謝罪しましたが、プローイさんは謝罪を受け入れたが、そのまま起訴するよう主張しました。
動画(1:18~2:00):https://youtu.be/CnhAQ-zWuxI?t=78