元オリンピック金メダルのソムラック・カムシン 未成年に性的暴行疑い
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オリンピック金メダルを獲得した元ボクサーのソムラック・カムシン(Somluck Kamsing)氏(50歳)が12月11日、未成年の少女(17歳)に性的暴行の疑いで訴えられました。
発端は12月9日午後9時半、少女が友達と一緒にコーンケーン県の飲食店を訪れ、そこでソムラック氏と遭遇しました。少女がソムラック氏と挨拶したり、ツーショットをしたり、同席したりしました。
午前0時半、少女が予約したホテルに帰るところ、ソムラック氏がホテルまで送ってやると提案しましたが、途中で別にホテルに連れて行き、ホテルの部屋で少女に性的暴行を加えました。
翌日、少女が警察に被害届を出しました。また、少女がソムラック氏の寝顔を証拠として警察に出しました。
ニュースになった後、被害者の少女は17歳でありながら、なぜ20歳未満立入禁止の飲食店に利用することができたかという疑問も生じています。
警察の調査によると、飲食店前の監視カメラの映像に、スタッフが少女の身分証を確認した様子が映っており、少女がソムラック氏と写真を撮った様子も映っていることが確認できます。
また、現場のホテルの監視カメラの映像に、抵抗もせずソムラック氏と手をつなき、一緒に部屋に入った様子が映っていることも確認できます。
ソムラック氏は「確かにホテルの部屋で抱き合ったり、キスしたり、服を脱がせたりすることはありました。しかし、彼女がまだ17歳であることを知ったら、行為(セックス)に発展する前にやめました。強姦などもしませんでした」とインタビューに答えました。
警察は現在、証拠を収集し、疑惑についてソムラック氏に取り調べを行う予定です。
ソムラック氏は、1996年にオリンピックのボクシング男子フェザー級で優勝し、タイ人として初のオリンピック金メダルを獲得し、国民的英雄になりました。