スシロー、バンコク北郊にタイ2号店をオープン
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日本の回転ずし最大手「スシロー」は2日、タイの首都バンコク北郊パトゥムターニー県で同国2号店の営業を始めました。新型コロナウイルス感染症の流行第3波により営業時間の制限などが課される中、今年9月までに3号店の出店を計画するなど、積極攻勢を仕掛けています。
2号店はパトゥムターニー県でランシットの大型商業施設「フューチャーパーク・ランシット」に開業しました。3月末にバンコク中心部の大型商業施設「セントラル・ワールド」にオープンした1号店と同様のメニューを提供します。店舗面積は457平方メートル、座席数246席で、スシローの店舗として世界最大規模のタイ1号店(約800平方メートル、350席)の3分の2ほどの規模となります。
2号店のオープンキャンペーンとして、6月8日までの期間限定で「大トロ1貫」を通常の3分の1の40バーツ(約141円)で提供しています。
新型コロナウイルス感染症の予防のため、店内の客数を制限し、座席間の距離を開けて営業しています。当面はアプリを使った来店の事前予約も受け付けない方針です。
スシローを展開するフード&ライフカンパニーズは、タイではバンコクを中心に年間5~6店舗のペースでの出店を計画しています。水留浩一社長は4月、タイでは3号店まで出店が決まっていると説明しました。ただし、3号店の具体的な出店場所や時期は現時点で明らかにしていません。