タイを拠点にした日本人を含めた特殊詐欺グループを逮捕
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タイの入国管理局が、タイを拠点にした日本人を対象に特殊詐欺を働いていた日本人を含めた40~50代の4人の男性容疑者を逮捕しました。
逮捕されたのは、2人の男性日本人と2人の男性台湾人の合わせて4人です。そのうち3人はサムットプラカーン県にある自宅で逮捕され、後1人はクラビ県にあるホテルで逮捕されました。グループのリーダーは台湾人だとみられています。
逮捕した際、警察が11台の携帯電話や、2台のノートパソコン、5枚のクレジットカード、詐欺マニュアルなどを押収しました。
警察によると、容疑者たちがサムットプラカーン県を拠点にし、台湾人はリーダーを務め、日本人は詐欺を働いていました。日本人は、警察や銀行員を装い、被害者らから資金をだまし取った手口を使っていたとのことです。
過去2年間、これまでに1万7500人以上の日本人被害者が詐欺に引っかかっており、95億バーツ(約400億円)以上の被害をもたらしたという報告です。
容疑者たちは今後、身柄の引き渡しを受け、いずれも強制送還される予定です。
