ロシアへの制裁措置、プラユット首相が「タイは中立の立場をとる」と主張
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対し、欧州連合(EU)からのロシアへの制裁措置を示すよう求める声が上がっていますが、プラユット・チャンオチャ首相が、タイは中立の立場をとることにすると主張しました。
3月1日の閣議で、プラユット首相は、タイの立場を決めるには、欧州連合が知らないタイとロシアの長きに渡り良い関係のことを思慮しなければならないと示しました。
また、外務大臣ののドーン・ポラマットウィナイ氏は、欧州連合が、同件についてタイに重くのしかかっているものの、プラユット首相は、「私たちは冷静に思慮深く決める」と話しました。
しかし、市民の中でも、中立の立場をとることでタイはロシアの軍事侵攻に合意することになるではないかという声も上がっています。