タイの人気ヤードム「ホンタイ」 無許可製造の疑い 当局が4拠点を急襲
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タイで人気のヤードム(嗅ぎ薬)ブランド「ホンタイ(HONG THAI)」が、無許可で製造拠点を拡大していた疑いで当局の調査を受けました。
10月30日、タイの消費者保護警察局(PCCB)は食品医薬品局(FDA)と合同で、「ホンタイ」の製造および保管に関わる拠点を家宅捜索しました。対象となったのはバンコク都内1ヶ所と、隣接するサムットサコーン県の3ヶ所、合計4ヶ所です。
当局の発表によると、このうち3ヶ所の工場が、製造許可を取得せずに稼働していたことが判明しました。これらは法律上「無許可工場」とみなされます。
現場からは、ヤードムやピムセンナーム(液体嗅ぎ薬)など、合計235万点以上の製品が押収されました。押収品の末端価格は1億バーツ(約4億円)以上にのぼると推定されています。
当局は「ホンタイ」側に対し、「偽造ハーブ製品の製造・販売」および「無許可でのハーブ製品製造」の疑いで捜査を進める方針です。
この強制捜査は、数日前にタイFDAが「ホンタイ・フォーミュラ2」の一部製品から基準値を超える細菌汚染が検出された問題を受けてのものです。当局は、許可のない不衛生な施設で製造されたことが汚染の原因となった可能性もあると見て、捜査を拡大していました。
報道に対し、「ホンタイ」の創業者であるティラポン氏は、当該の工場がまだ正式な許可を待っている状態であったことは認めました。しかし、「それらの場所は製品を製造するためではなく、主に完成品にステッカーを貼るための作業場所として使用していた」と説明しています。





















