ピピ諸島の海上で外国人観光客がビールを飲みタバコを吸う行為に非難の声
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4月26日、あるFacebookページが、タイ南部クラビー県のノッパラットタラ・ピピ諸島国立公園(Hat Noppharat Thara-Mu Ko Phi Phi National Park)内の海上で、外国人観光客のグループがビールを飲み、タバコを吸っている不適切な行為を撮影した動画を投稿しました。
投稿:https://www.facebook.com/watch/?v=3106764412821933
同ページは、動画とともに「感動のサービス!ピピ島ツアーで海水浴、喫煙、ビールをがぶ飲み。ガイドは無言、ツアー会社も静観。自然が壊れても関係ない!」とつづりました。
動画が拡散されると、行為に対する激しい批判の声が上がり、ツアー会社の管理体制や国立公園の管理の甘さを非難する声も多く見られました。
また、同ページの報告によると、国立公園職員を名乗る人物から「動画を削除してほしい。国立公園の名誉が傷つく」との電話があったそうです。しかし、ページ側がその職員の名前を確認しようとすると、逆に「なぜ名前を聞く?お前のページ名は何だ?」と不快感を示す対応があったとのことです。これに対して、ページ側は「真実を追求すべきなのに、投稿に対して怒りをぶつけるのは本末転倒だ」と批判しています。
さらに、同ページは「当ページの目的は国立公園や公的機関を攻撃することではなく、真実を伝え、社会をより良くすることにある。批判があるなら受け止めるが、納得できないなら訴えてくれても構わない」と主張しています。
公園の責任者であるサンセリー・ソントーン氏は、「関係者や目撃者からの情報をもとに、事件がピレ・ラグーン湾(ピピ島)で起きたことを確認した。ロシア人観光客のグループがスピードボートをチャーターし、公園区域内にアルコールを持ち込んでいた。これは国立公園内でのアルコールの販売および飲酒を禁じる規則に違反している」と述べました。違反に対して、当局は該当の船の運営業者に1万バーツの罰金を科し、厳重注意を行ったと発表しました。
タイのタブーはコチラ:https://www.thaiiku.com/recommend-article-detail/id/9
