タイの女子自転車代表選手「ジュタティップ・マニーパン」 東京2020オリンピック
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7月23日から8月8日までの「東京2020オリンピック」と、8月24日から 9月5日までの「2020年東京パラリンピック」の開催をひかえ、在京タイ王国大使館では、タイ代表選手を紹介するプロジェクト「Thailand – Japan Fight for Tokyo 2020 Olympics and Paralympics」を行っています。
以下に在タイ日本国大使館からの情報を転載します。
ジュタティップ・マニーパン(ニックネーム:ビーチ)は、2014年韓国で開催されたアジア競技大会で金メダルを獲得し、自転車競技(ロード)のスプリンターとして頭角を現しました。その試合をきっかけに、彼女はアジアのスポーツ選手の一人として注目を浴び、今回のオリンピックでもダークホースとしてメダルを持ち帰ることが期待されています。
彼女のこれまでの競技人生は、ずっとバラ色であったわけではありません。プロ選手になり始めの頃に大きな事故に遭います。対向車レーンを越えてきたトラックとの衝突を避けたはずみで自転車のバランスを崩し、鎖骨を2ヵ所折る大怪我をしました。手術後2カ月間は練習ができず、プロ選手の道をあきらめかけたこともありました。
復活後は夢のために海外へ渡航し、練習に取り組みます。そして帰国した2014年、アジア競技大会のトラックとロードで金メダルを獲得しました。彼女はタイのチャンピオンツアー他の様々な大会で勝利を収め、最優秀選手賞、各賞を受賞、タイ人で初めて3回目のオリンピックに出場します。
自転車競技は7月24日から28日までです。