イスラエル国民にタイでの攻撃計画について警告 アラブ首長国連邦でのラビ殺害のテロリストが関与
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国家安全保障会議(NSC)は土曜日、先週アラブ首長国連邦でラビ・ツビ・コーガン氏(Rabbi Zvi Kogan)を殺害した「テロリストのインフラ」が、東南アジア、特にタイでイスラエル人やユダヤ人を対象としたさらなる攻撃を計画していると警告しました。
タイはイスラエル人にとって人気のある観光地です。
NSCは現在東南アジアにいる人々に対し、イスラエルやユダヤ人と関連付けられる場所への訪問を避けること、公共の場では警戒を強化すること、イスラエルの象徴を表示しないこと、脅威や暴力があった場合には地元当局に連絡すること、旅行の詳細をSNSに投稿しないこと、SNSのプロフィールを非公開にすること、そしてイスラエル国防軍(IDF)やその他の安全保障サービスに関する情報をオンラインや会話で共有しないよう呼びかけました。
NSCは「イスラエルの安全保障当局は、脅威を排除するために関係機関と協力を続けています」と述べました。
先週、NSCはタイへの旅行警戒レベルを「レベル2」に引き上げました。これは「注意を強化すること」を勧告するもので、タイへの渡航や滞在の全面的な回避を求めるものではありません。
NSCは「イスラエルに関連する大規模なイベントへの参加を避けること、とくに事前に告知されているものやイスラエルと関連のある娯楽施設や集会の場を避けること。イスラエル人を標的とする敵対的行動にさらされた場合には地元の治安部隊に通知すること」と述べました。
NSCは11月12日にも同様の警告を発し、タイ警察が11月15日に人気の観光地コパンガン島で開催されたフルムーンパーティーでのテロ計画について注意喚起を行ったと報じられました。このイベントには数千人から数万人のイスラエル人訪問者がいると考えられていました。