イギリスのサッカー名門校で死亡したチェンライの洞窟から救出された少年 自殺だったと判明
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2018年にチェンライ県のタムルアン洞窟に数日間閉じ込められ、奇跡的に救出されたサッカーチームの13人少年のうちの1人だったドームさん(18歳)が、イギリスの学校で死亡しました。その死因は自殺だと検視官が確認しました。
発端は今年2月に、イギリスのサッカー名門校のブルック・ハウス・カレッジ・フットボール・アカデミーで留学中のドームさんが、12日に校内寮で意識不明の状態で発見され、ケタリング総合病院に搬送されましたが、14日に同病院で死亡しました。
それ以来、女性検視官のキャサリン・メイソン博士が、ドームさんの死因を調査する検視を行っており、10月28日にドームさん死因は自殺だと判明したことを発表しました。
キャサリン博士は「ドームさんは適切なメンタルヘルスケアを受けておらず、なぜ彼がそのような行動をとったのかは不明である」とし、「この自殺については予見も防止もできなかった」と述べました。
また、キャサリン博士は「警察の捜査によると、第三者の関与や不審な状況証拠は見つからなかった」と発表しました。
ドームさんは、スポーツ教育財団やジーコ財団の支援により、2022年9月からイギリスのレスターシャーにあるサッカー名門校のブルック・ハウス・カレッジ・フットボール・アカデミー留学していました。