バンコクのサイアム・パラゴンでの乱射事件 サイアム・パラゴンと政府が被害者に慰謝料を支払う
詳細
10月5日にバンコクの高級ショッピングモールのサイアム・パラゴンで発生した発砲事件で、サイアム・パラゴンとタイ政府は10月7日、死亡した中国人女性とミャンマー人女性の遺族と負傷した5人に慰謝料を支払うことを発表しました。
死亡した2人の遺族は、それぞれ620万バーツの慰謝料を得る(サイアム・パラゴンからは500万バーツ、政府からは120万バーツ)
負傷した5人は、それぞれ35万バーツの慰謝料を得る(サイアム・パラゴンからは30万バーツ、政府からは5万バーツ)
さらに、死亡者の遺族と負傷した人の支援を行うために、ギファリン・スカイライン・ユニティ社(Giffarine Skyline Unity Co., Ltd.)が、政府に100万バーツの補助金を支払うことを発表しました。
死亡した2人は、中国人女性観光客(34歳)と、サイアム・パラゴンで働いていたミャンマー人(31歳)でした。
負傷した5人は、サイアム・パラゴンの男性警備員(41歳)、タイ人女性2人(30歳と50歳)、中国人女性(40歳)、ラオス人女性(28歳)でした。
事件の進行について、警察はこのほど、タイ南部ヤラー県で容疑者の少年(14歳)に改造拳銃を販売したタイ人男性3人を銃の不法所持や銃販売容疑などの罪で逮捕しました。