チェンマイのおすすめ観光スポット
チェンマイ県は、タイ北部を中心とするタイで2番目に大きい都市です。人口は約176万人で、国内で5番目に人口が多い都市です。かつて、ラーンナーの古都でしたため、色んな影響を受けて独自の文化、伝統、方言が育まれており、歴史的建造物もたくさんあります。加えて、豊かな自然と涼しい気候で、一年に数百万人の観光客がチェンマイを訪れています。またチェンマイは、工芸の街として知られており、タイ芸術の拠点とも呼ばれています。
ドイ・インタノン国立公園(อุทยานแห่งชาติดอยอินทนนท์)
チェンマイ県市内から約100キロメートルから離れた場所にあるドイ・インタノン国立公園は、海抜2565メートルあるタイ最高峰の山です。園内には、自然を満喫させる多くの有数な滝、緑豊かな自然を散策できる自然遊歩道、380種以上の鳥を観察できるバードウォッチン、きれいな花畑などのエコツアーが満点です。さらに、冬の朝は観光客に感動させるくらいの霜が降りることもあります。
ワット・プラタート・ドイ・ステープ(วัดพระธาตุดอยสุเทพ)
ドイ・ステープの山頂に位置するワット・プラタート・ドイ・ステープは、チェンマイ県を訪れる観光客が必ず参拝しに来るくらい評判が高い寺院です。寺院の見どころでもる仏舎利を納める金色に輝く高さ22メートルの仏塔はとても見事です。寺院の広場から、チェンマイ県内の素晴らしい景色を見渡すことができます。また、ここは願いを叶える最強のパワースポットとしても有名です。
ワット・スアン・ドーク(วัดสวนดอก)
チェンマイ旧市街のウェン・スアン・ドークに位置するワット・スアン・ドークは、1383年に建てられた第3級王室寺院です。本堂内に納められている青銅の仏像は、国内で1、2位の大きさを争っているそうです。高さ48mの仏塔の中には、仏舎利を納めていると言われています。歴代の王家の遺灰を納めている白い霊廟群も有名です。
ワット・プラ・シン(วัดพระสิงห์วรมหาวิหาร)
1345年ランナー王朝の第5代パーユー王に建てられたワット・プラ・シンは、チェンマイを代表する寺院のひとつです。157年に建てられた寺院の名前に由来する礼拝堂内に祀られている「シヒン仏」という仏像は、この寺院の見どころです。特に、堂の壁に描かれたタイの古典的名作の「サントーン」と「スパンナホン」の壁画は必見です。
ワット・チェディ・ルアン(วัดเจดีย์หลวง)
391年メンラーイ王朝の第7代セーンムアンマー王に建てられたワット・チェディ・ルアンは、地元の人の間で親しまれている寺院です。遠くから見える高くそびえ立っている仏塔、チェンマイ市内で最も大きい仏塔で、チェンマイを代表する仏塔のひとつでもあります。寺院の堂の入口には、金色のナーガ(蛇神)が飾れており、堂には、大きな仏像を含めた数多くの仏像が祀られています。