SNSで話題!タイの人気僧侶が日本の雪上で座禅
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タイの有名な僧侶「ワチラメティ」が、マルチ商法の疑いがかけられている「The iCon Group」社のイベントで説法している様子を映っている動画がSNS上で拡散され、このビジネスに対するワチラメティ僧侶の見解や、説法内容が同社のビジネス参加を促しているのではないかという分析などがなされ、厳しい批判の声が上がっています。
さらに、ワチラメティ僧侶はタイの人気トーク番組「Hone Krasae」の司会者であるヌム・カンチャイ・カムナードプローイ(Num Kanchai Kamnerdploy)さんに対して、裁判官のように振る舞ったり、無実の人を投獄したりするなどと強く批判する投稿をFacebookで行いましたが、その後削除されました。
これを受け、国家仏教局は、ワチラメティ僧侶が滞在するチェンマイ県内の寺院に対して、炎上話題となっている動画について説明するよう指示を出しました。しかし、寺側はワチラメティ僧侶が現在自身が日本に建立した寺院で修行に行っていて、いつタイに帰国するのかは不明としています。
また、ワチラメティ僧侶がふじてんスノーリゾートとみられる場所の雪上で座禅 している様子が写っている写真があるFacebookのページで公開されました。
投稿:https://www.facebook.com/share/p/h2K8txxU3oo2qRJ7/
この投稿に、投稿者は「あの方は旅行ではなく、修行に行かれたのです。ご覧ください。あの方が雪上で座禅 されています。なんて敬虔な方なのでしょう」とつづりました。
もちろん、このキャプションは皮肉です。
しかし、その写真は去年のものですが、ワチラメティ僧侶が現在日本で修行中であることは事実のようです。
このことに対し、元有名な僧侶「パリィ」さんは「雪上は美しい写真や動画を撮る場所であって、僧侶が座禅 する場所ではない」と批判しました。
なお、ワチラメティ僧侶が日本に寺院を建立したのは、日本に多くのタイ人が住んでいるためだということです。