プーケットのバス内で発砲事件 乗客2人けが 犯人は車内で自殺
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2月10日午前7時前、プーケット県ムアン郡で、警察が「プーケット発パッタルン行きのバスの車内で発砲事件が発生した」という通報を受けました。
運転手によると、プーケットバスターミナルから出発した10分後に、発砲音がして女性乗客が「私は撃たれた」と叫び、もう1発の発砲音がしたら、バスを止め、乗客と共に逃げ出し、犯人はそのままバスの車内で残っていたとのことです。
その後、犯人は精神障害で元軍人(25歳)であることが判明した警察は、犯人を説得するために身内をクラビ県から連れて来て、30分ほど身内が説得していましたが、犯人は沈黙のままでした。
最終的に、警察がバスの車内に突入し、血塗れたうつぶせで寝ていた犯人のお遺体を発見し、左胸に銃で撃たれた傷を負っていて、自殺したと見られています。
また、今回の発砲事件によるけが人は、40代の女性と20代の男性、合わせた2人がいましたが、いずれも軽症で病院へ搬送され、現在は治療を終えて退院しました。死亡者はいませんでした。