チョンブリー県の食肉加工工場でホルマリンに漬けられた豚肉を押収
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12月3日、タイ農業協同組合省畜産局(DLD)は、チョンブリー県シラチャ郡にある大手食肉加工工場を強制捜査し、ホルマリンや水酸化ナトリウムなどの有害化学物質に漬けられた豚肉や内臓を発見しました。
約2300件の注文の領収書を含めた証拠の調査によると、これらの豚肉や内臓は、チョンブリー県にある約66店のタイ式焼肉(ムーガタ)の店やタイ東北部の郷土料理(イサーン料理)の店に配送されていたことを明らかにしました。
さらに、調査によると、同食肉加工工場は、工場操業許可や食肉販売業許可などを持っていないということで、同局は工場内の25トンの豚肉や内臓(約500万バーツ)を押収することにしました。
同局は今後、押収された豚肉や内臓に豚コレラや口蹄疫の病気や汚染物質がないか、サンプルを研究室で分析する予定があります。
なお、同工場が同局に関連書類を15日以内に提出しない場合、押収された全ての豚肉や内臓が排除されることになります。