大炎上!医療従事者に毎週月曜の朝、国旗掲揚式への整列を命令 患者の待ち時間が長引く結果に
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5月27日、タイ中央部ペッチャブーン県の行政機関からの通知文がSNSで共有され、県内の病院の医療従事者や公務員に対して、毎週月曜日の午前8時に県庁前で国旗掲揚式に参加するよう協力が求められていることが明らかになりました。
この要請については、患者の診察待ち時間が長くなるほか、もともと業務量の多い医療従事者へのさらなる負担になるとして、世間からは様々な意見が出ています。
一部のコメントでは、「こういう命令は、現場の苦労を知らずに快適な場所にいる上層部から出されるんだろう」「朝5時から並んでいる患者さんのことをもっと考えてほしい」「こんな命令を出す人には頭がないのか」「どうせまた『誤解だった』とか言って言い訳するんでしょう」「儀式が人の命より大事だっていうの?」など、批判の声が上がっています。
この件について、5月28日にペッチャブーン県知事は「この活動は、県内での価値観と倫理の促進を目的としたプロジェクトの一環であり、国家・宗教・国王への敬意を示すためのもので、強制ではなくあくまで協力をお願いしているものです」と説明しました。
