タイ人女医を蹴ったスイス人男性 「疑わしきは罰せず」で不起訴に
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今年2月、プーケット県タラーン地区でビーチ沿いのヴィラに繋がる階段に座っていたタイ人女医のタンダオ被害者(26歳)が、スイス人男性でヴィラオーナーのデビッド容疑者(45歳)に背中を蹴られ、不法侵入と罵声を浴びせられるという事件が発生しました。
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それ以来、タラーン警察署の捜査官は、両者に事情聴取を行い、法的措置を講じるための証拠を収集していました。
そして、裁判所は9月3日、「疑わしきは罰せず」の原則によって、デビッド容疑者を不起訴にするという判決を下しました。
その後、記者が今回の裁判の結果についてタンダオ被害者に電話をかけましたが、被害者は裁判の結果に関する意見は差し控えたいと述べました。
裁判の結果に対し、SNSでは「お金さえあればなんでもできる国」「自国民さえ保護しようとしなかった」「神社(ศาลพระภูมิ)の方が裁判所(ศาล)よりも信頼できる(タイのダジャレ)」「これほどの明確な証拠なのに、不起訴になれるの?マジで!」「お金は万能だ」など、批判するコメントが多数寄せられていました。