タイ人女性医師を蹴ったスイス人男性 在留資格取消の可能性
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プーケット県にある高級ヴィラを月に数十万バーツで借りているスイス人男性のUrs Beat Fehr、通称デビッド(David)氏が、タイ人女性医師を蹴って罵声を浴びせたことで、在留資格を取り消される可能性があります。
発端はプーケット県タラーン地区で2月24日、タイの女性医師と友達がビーチ沿いのヴィラに繋がる階段に座って月を見上げているうちに、ヴィラの持ち主であるデビッド氏に背中を蹴られ、不法侵入だとして罵声を浴びせられたとのことです。
これは、デビッド氏本人が自分のスマホで撮影した、女性医師を蹴って罵声を浴びせた時の動画です。
動画(0:27~0:43):https://youtu.be/b9uNIQNS4RM?t=26
その後、女性医師が警察に被害届を出し、デビッドのヴィラに繋がるその階段は公有財産であると主張しました。
デビッド氏は最初、警察の取り調べに対し、女性を蹴ったことを否定しましたが、現場の防犯カメラからの映像が証拠採用されたため、全ての容疑を認めて、タイ人の妻と共に女性医師に謝罪しました。
一方、SNSでは、救急搬送を故意に妨害したうえ、救急車に向かって中指を立てたなど、デビッド氏による地元住民に対する迷惑行為が徐々に暴かれています。
動画(2:58~4:00):https://youtu.be/mnPXWFX3IU0?t=178
そのためプーケットの地元住民たちが3月3日、ヤムビーチで抗議集会を行い、デビッド氏による迷惑行為の調査をするように警察に求めています。
警察は現時点で、地元住民の要求に応じてデビッド氏による迷惑行為の調査を進めています。有罪の場合、デビッド氏が在留資格を取り消される可能性があり、本国に帰国することになります。