中国人観光客 パタヤで警察に電子タバコ所有罰金を要求
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タイで加熱式タバコや電子タバコは、所持も持ち込みも禁止されている、つまり違法とされているもので、発覚された場合は罰金対象になります。
そんな中、1月上旬にタイ訪れていた台湾人女優のシャーリーン・アン(安于晴)さん(32)がバンコク都内の検問所で警察にビザの問題があることやタイでは違法とされている電子タバコを所有していたなどのことを指摘され、釈放すると引き換えに2万7000バーツの金銭を脅し取られた問題は現在、世間から注目されています。
しかし、シャーリーンさんはビザの問題があることは認めていますが、電子タバコを所有していたことは強く否定しているようです。
シャーリーンさんのことがまだ解決されていない一方、あるツアーガイドが、パタヤで1月28~29日に中国人観光客がタイ警察に電子タバコを所有していたとして、6万バーツの罰金を要求されましたが、中国人は3万バーツに値引き交渉を行ったことが起き、証拠としてその場面で録画した動画もあるとFacebookページで話をしました。
この件についてパタヤ警察は「調べたところ、中国人に電子タバコ所有の罰金を要求する警察の正体がわかり、その警察を更迭にする方針を示した」と発表しました。
また、タイ観光・スポーツ省のピパット・ラチャキットプラカーン大臣は「タイで電子タバコは違法とされているものの、警察が外国人観光客から罰金を科す権利はない」と述べました。
シャーリーンさんの件や中国人外国人の件があるとして、SNSでは「タイで大麻は合法なのに、なぜ電子タバコは違法なんだろう」という疑問も寄せられています。