プーケット沖で双胴船沈没 38人救助
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1月13日、プーケット沖で双胴船(カタマラン)が沈没する事故が発生しましたが、安全対策と迅速な緊急対応のおかげで、乗船していた中国人観光客33人、タイ人ガイド2人、タイ人乗組員3人の合計38人が無事に救助されました。
沈没した双胴船は、日帰り旅行中にスターン(船尾)側の窓が破損し、波が船内に流れ込んだため浸水が始まりました。船の運航管理者によると、事故は午後12時30分ごろ発生し、船が完全に沈むまで約20分かかったとのことです。
緊急対応では、周辺の船舶や当局との効果的な連携が示されました。近隣にいた観光船が救難信号に迅速に応答し、乗客を海上から救助して、ラチャヤイ島、コーラル島、および救助船に分散させました。
この事故により、7人が擦り傷や打撲などの軽傷を負いましたが、全員チャロン埠頭に搬送され、観光警察が通訳を含む対応チームを編成して観光客を支援しました。また、関係当局は中国領事館に今回の事故を通知しました。
海事当局は、窓の破損による沈没の原因を調査しています。
この事故は、海洋観光業における厳格な安全対策を維持する重要性を再認識させる出来事となるでしょう。
