SNSで炎上! 外国人観光客がピピ諸島でサルに餌を与える 国立公園の規則違反
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タイ南部クラビー県のノッパラットタラ・ピピ諸島国立公園(Hat Noppharat Thara-Mu Ko Phi Phi National Park)内でサルに餌を与えている動画がSNSで拡散され、多くの人々から批判の声が上がっています。この行為は不適切であり、公園の規則に反するものとされています。
動画:https://youtu.be/M2N1E75UTj8
これを受け、国立公園は「問題の場所はピピドン島(ピピ諸島の中心であり最大の島)にあるサムハート湾で、サルが多く生息している地域です。公園では以前から『サルを含むすべての野生動物への餌やり禁止』の警告看板を設置し、観光客、事業者、一般市民に向けて継続的に広報活動を行っています。現在、公園職員がこの観光客の身元を特定し、関係法令に基づき対応を進めています」と発表しました。
なお、ノッパラットタラ・ピピ諸島国立公園内には「サルへの餌やり禁止 違反者には1,000バーツの罰金」と記された警告看板があります。サルに餌を与えることは、サル自身に悪影響を及ぼすだけでなく、自然な行動の変化や病気のリスク、餌探し能力の低下を引き起こす恐れがあります。また、生態系や観光客にも悪影響を及ぼし、サルが観光客を襲って餌を奪おうとする危険性もあります。
今年4月にも、外国人観光客のグループが国立公園内の海でアルコールを飲んだりタバコを吸ったりしていたことが報じられ、同様に多くの批判が寄せられました。
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