コムローイ祭り(โคมลอย)









一般情報
コムローイ祭り(イーペン祭り)は、タイ北部、特にチェンマイで毎年10月下旬~11月の満月の夜に行われる、幻想的でロマンチックな仏教のお祭りです。
夜空に放たれた無数のランタン(天灯)が夜空を埋め尽くし、まるで星が降っているかのような光景が広がります。この光景は、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のランタンのシーンのモデルになったことでも知られています。
コムローイは、元々「ロイクラトン」というお祭りの一部でした。ロイクラトンは、水に灯籠を流して罪を清め、豊穣を祈るお祭りです。
コムローイは、そこにランタンを空に飛ばすという要素が加わったものです。ランタンは、仏様への感謝の気持ちや願いを込めて空へ放たれます。
特にチェンマイには多くの寺院があり、それぞれでコムローイが行われます。
ランタンに触れる可能性があるため、火に強い素材の服装が好ましいです。ランタンを飛ばす際は、主催者の指示に従い、安全に操作しましょう。火傷や火災の原因となる可能性があります。また、ランタンの火が飛んでくる可能性があるため、主催者が指定した安全な場所から観覧してください。
夜間は冷え込むため、暖かい服装で参加するのがお勧めします。カメラ、懐中電灯、虫除けスプレーなどがあると便利です。
タイの人々の生活に深く根ざしたこのコムローイ祭りを、現地の人々と共に体験をしてみてはいかがでしょうか。