タイ洪水 トヨタ4工場が一時操業停止 従業員の通勤や部品供給に影響
タイ各地で発生している洪水の影響により、トヨタ自動車のタイ国内4工場が一時的に操業を停止しました。洪水による部品供給の停滞や、従業員が出勤できない状況が主な原因となっています。
報道によると、操業を停止したのはトヨタの3工場と、合弁会社「トヨタオートワークス」の1工場です。トヨタは現在、サプライヤーと連携し、部品供給と工場の操業をできるだけ早く正常化するため対応を進めています。
タイ工業連盟(FTI)によると、チャチューンサオ県にあるバーンポー工場やゲートウェイ工場では、工場そのものが浸水したわけではありません。一方、工場周辺では洪水の被害が大きく、多くの従業員が自宅から出勤できず、送迎バスも運行できない状況となりました。
自動車の組立工程では、それぞれの従業員が担当する作業が決められているため、多数の従業員が欠勤すると生産ラインの稼働が難しくなります。また、一部では部品供給にも影響が出ていますが、現時点では自動車産業全体のサプライチェーンへの影響は限定的とみられています。
各自動車メーカーは、水害で従業員が出勤できない日を休日に振り替え、後日出勤日を設定したり、残業を増やしたりすることで生産量を取り戻す対応を進めています。
タイ工業連盟は今回の影響について短期的なものとの見方を示しており、トヨタについては9月30日の操業停止後、生産を再開し、減少した生産分を補う方針だとしています。





















