元陸軍少将の息子が自宅に放火 銃を発砲後に死亡 住宅から大量の武器・爆発物
9月25日午前、バンコク・バーンプラット区のチャランサニットウォン通りソイ67付近にある住宅で、元陸軍少将の息子が自宅に火を放ち、駆け付けた当局者に向けて銃を発砲する事件が発生しました。その後、男性は住宅の2階で死亡しているのが見つかりました。
警察によると、午前9時30分ごろ、住宅内から銃声が聞こえたとの通報があり、警察や消防隊が現場に出動しました。消防隊が消火活動を行っていたところ、住宅内にいた男性が銃を複数回発砲したため、当局者らは安全確保のため退避を余儀なくされました。
男性はサラウット・ケーソーンインさん(59)で、退役軍人のサマーン・ケーソーンイン元陸軍少将の息子と報じられています。特殊部隊が住宅内に入ったところ、サラウットさんは2階で銃を手にした状態で死亡しているのが見つかりました。警察は死亡に至った詳しい状況について調べています。
さらに住宅内からは、軍用銃や大量の弾薬、爆発物とみられる物が発見されました。このため警察は周辺を立ち入り禁止とし、近隣住民を避難させたうえで、爆発物処理班(EOD)や特殊部隊を投入して安全確認を進めました。
サマーン元少将によると、家族4人はもともとこの住宅で暮らしていましたが、9月21日に強制執行に関する裁判所の通知が住宅に掲示され、その後、家族は別々の場所で生活することになったということです。住宅をめぐっては、娘が約5,000万バーツで売渡担保に出していたことを後から知り、裁判を経て民間企業側が権利を得たと説明しています。
また、サラウットさんは住宅内で飼育していた犬や猫、アリゲーターガーなど20匹以上の動物を非常に大切にしており、餌を与えるため住宅に戻ろうとしていたといいます。サマーン元少将は、住宅に入れず動物の世話ができないことを息子が気にしていたと説明する一方、今回の事件に至った直接的な動機については「分からない」と話しています。
サマーン元少将はさらに、息子について、これまで自身が知る限り精神疾患の治療歴はなく、薬物や酒にも手を出していなかったと説明しました。また、住宅から見つかった軍用銃や爆発物については「自分のものではなく、息子がどこから入手したのかも分からない」としています。
警察や爆発物処理班、鑑識当局などは現在も現場の確認を続けており、火災や発砲に至った詳しい経緯、男性の死亡状況、住宅内から見つかった武器や爆発物の入手経路などを調べています。





















