プーケット・パトンの薬局 外国人観光客が薬剤師にスプレー噴射 クウェート人男性を特定
タイ南部プーケット県パトンの薬局で、外国人観光客の男性が薬剤師にスプレーを吹きかける事件がありました。
事件は9月2日夜、パトン地区にある薬局で発生しました。男性薬剤師によると、外国人男性が店を訪れ、タクシー運転手に暴行されたとして助けを求め、腫れを抑える薬や塗り薬、鎮痛剤などを購入しようとしました。しかし、料金が予想より高いとして購入せず、その後も店内で長時間話を続けていたということです。
その後、男性は店の前に止めていたバイクからバッグを取り出して再び店内に入り、香水のようなスプレーを薬剤師の手や腕、体などに何度も吹きかけました。
薬剤師は男性を店の外に出してドアを施錠しましたが、その後、めまいや手足の冷え、動悸、胸の圧迫感などの症状が現れ、意識を失いそうになったため、警察とパトン病院に連絡しました。救急隊が到着した際、血圧は160/100mmHgまで上昇しており、病院で点滴などの処置を受けました。
その後、薬剤師は防犯カメラの映像を証拠としてパトン警察署に被害を届け出ました。当初、吹きかけられたスプレーがどのような成分だったのかは確認されておらず、薬剤師は同様の被害が起きないよう、夜間営業する薬局などに注意を呼びかけていました。
9月4日の最新情報によると、パトン警察は問題の男性を特定し、クウェート人観光客であることが分かりました。男性は警察署に出頭し、タイ刑法第391条に基づき、他人に暴力を加えたものの身体または精神に傷害を負わせるまでには至らなかった疑いで告発されています。
また、男性の兄は警察に対し、弟には精神疾患があり、最近は薬を服用していなかったと説明しました。さらに、薬剤師に吹きかけたものについては危険な物質ではなく、アラブ圏で好まれている特徴的な香りの「香水」だったと主張しています。
警察は今後、被害を受けた薬剤師が刑事手続きを続ける意向があるかどうかも確認しながら、法律に基づいて対応を進める方針です。





















