腎臓病患者 医師から暴言・脅迫を受けたと訴え 「30バーツ医療制度」めぐる発言も
腎臓病の治療を受けている女性患者が、通院しているクリニックの医師から暴言や脅迫的な発言を受けたとして訴えています。女性は、医師から「30バーツ医療制度」の利用について侮辱するような発言を受けたほか、「もうすぐ死ぬ」といった趣旨の言葉も浴びせられたと主張しています。
被害を訴えているのはプリムさんで、約3~4年前から同クリニックで腎臓病の治療や透析を受けていました。プリムさんによると、3カ月ごとに病院で詳しい血液検査を受けるため、クリニックから紹介状を発行してもらっていたということです。
しかし今回、紹介状を求めたところ、医師から発行を拒否され、代わりにクリニックで血液検査を受けるよう説明されました。治療に使用する薬について医師から説明を受けた際、プリムさんは「その薬は過去にアレルギー反応が出たため、数年前から使用していない」と伝えたとしています。
その後、医師が感情的になり、プリムさんに近づいて拳を握るような仕草を見せたほか、「不満なら別のクリニックへ行けばいい」といった趣旨の発言をしたといいます。クリニックのスタッフが間に入り、両者を引き離したということです。
さらにプリムさんは、クリニックを出た後にも医師を名乗る人物から複数回電話があり、暴言を受けたと主張しています。その中では、プリムさんが利用している「30バーツ医療制度」に言及し、経済状況を見下すような発言や、「もうすぐ死ぬ」といった趣旨の言葉もあったとしています。また、自宅や電話番号などの個人情報について触れられたことから、身の危険を感じたと話しています。
プリムさんは、一部の電話の会話を録音し、証拠として保管しているということです。警察にも相談しましたが、今後の法的措置については家族などと相談した上で検討するとしています。
一方でプリムさんは、クリニックのスタッフ全員に問題があるわけではないと強調しており、現場で仲裁に入った看護師については「よく対応してくれた」と話しています。
現在、プリムさんは同じクリニックへ再び通うことに不安を感じているとして、クリニック側に事実関係の説明や、患者が安心して利用できる安全対策を求めています。
なお、現時点で報じられている内容は主にプリムさん側の証言に基づくもので、医師やクリニック側からの詳しい説明については明らかになっていません。





















