医科大学講師の車が女子大学生3人に衝突 2人死亡1人重傷 「自分にはまだ未来がある」発言は否定
タイ北部チェンライ県で、医科大学の講師が運転する乗用車が、バイクに乗っていたメーファールアン大学の女子学生3人に衝突し、2人が死亡、1人が重傷を負う事故がありました。
事故は8月25日午後8時ごろ、チェンライ県ムアン郡ナーンレー地区の交差点付近で発生しました。大学1年生の女子学生3人が乗ったバイクが信号待ちをしていたところ、後方から走ってきた乗用車に衝突されたとされています。
この事故で、19歳の女子学生1人が死亡し、18歳の女子学生2人が負傷しました。その後、負傷していた学生のうち1人が8月29日に死亡し、死者は2人となりました。残る1人も背中の骨を折るなどの重傷を負いましたが、現在は命に別状はないとされています。
乗用車を運転していたのは、32歳の医科大学講師の男性です。警察による飲酒検査ではアルコールは検出されませんでした。警察は、防犯カメラやドライブレコーダーの映像、事故現場の痕跡などを調べ、事故の詳しい原因を捜査しています。
一方、事故後には学生の友人らがSNS上で、男性が警察に対し「自分にはまだ未来がある」などと話したと主張し、被害者への対応をめぐって批判が広がりました。
これに対し男性は8月31日、「『自分にはまだ未来がある』というような発言はしていません」と否定しました。また、事故後に現場から逃走した事実もなく、車を降りて負傷者を助け、警察の事情聴取にも応じたと説明しています。
男性はその後、死亡した学生の家族に連絡し、遺体の搬送費や葬儀費用などを支援したほか、ナーン県で行われた葬儀にも参列したとしています。
メーファールアン大学は学生の死亡を受けて哀悼の意を表明するとともに、遺族を支援するため弁護士を手配し、今後の法的手続きを支援する方針です。
警察は現在、男性について「過失運転により他人を死傷させた疑い」で捜査を進めており、鑑識結果や司法解剖の結果などを踏まえて、今後の手続きを進めるとしています。





















