タイ・日本がスマート農業で連携強化 日本の技術・イノベーション活用へ
タイのスリヤ・ジュンルンルアンキット農業・協同組合相は、日本の大鷹正人駐タイ日本大使と会談し、タイと日本の農業分野における協力強化について協議しました。両国は特に、タイ国内での「スマート農業」の発展に向けた協力を推進していく方針です。
タイ農業・協同組合省と日本の農林水産省は、タイにおけるスマート農業の発展に関する協力枠組みを設けています。今後は日本の民間企業との協力プロジェクトを通じて、農業分野への技術やイノベーションの導入を促進します。生産現場の負担や労力を軽減するとともに、特に高齢の農業従事者の能力向上を支援し、従来の農業技術や知識も守りながら、両国の農業分野の持続可能な発展につなげる考えです。
また、タイは2027年に横浜市で開催される「GREEN×EXPO 2027」への参加を予定しています。会場には600平方メートルを超える「タイパビリオン」を設置し、「自然との共生:いのちを育み、未来を築く」をコンセプトに、タイの園芸・農業分野の魅力や可能性をはじめ、技術、イノベーション、持続可能な開発への取り組みを紹介します。
会談では水資源管理についても意見が交わされました。タイが進めるチャイナート-パーサック-タイ湾洪水排水路計画や「チャオプラヤー2」計画について、日本側は関心を示し、タイ側との協力を支援する用意があるとしています。また、大鷹大使は、タイがバイオ燃料の生産に強みと潜在力を持っており、今後さらなる発展が期待できるとの考えを示しました。
スリヤ農業・協同組合相は、日本大使館と緊密に連携し、今回協議した各分野の協力を具体化していく方針を示しました。また、2026年11月1日から2027年3月14日までウドーンターニー県で開催される「ウドーンターニー国際園芸博覧会2026」への参加を大鷹大使に呼びかけました。
さらに、タイと日本の外交関係樹立140周年を記念し、日本側は日タイ関係を象徴する記念ロゴを制作し、2026年9月から使用する予定です。





















