サムイ島の動物園オーナーを脅迫か イスラエル人グループを警察に告訴
タイ南部スラートターニー県サムイ島で、動物園「Samui Exotic Park(サムイ・エキゾチック・パーク)」を経営するタイ人女性が、イスラエル人グループから脅迫や嫌がらせを受けたとして、警察に被害を訴えました。
発端は、同園を訪れた一部のイスラエル人観光客とのトラブルだったとされています。園側によると、料金の支払いや返金をめぐる問題のほか、動物への接し方を理由に、該当する客の入園を断ったことから対立が深まったということです。
その後、園の入口にはパレスチナ国旗と「Free Palestine(パレスチナを解放せよ)」のメッセージが掲げられ、イスラエル国旗にも入園を拒否する趣旨の表示が付けられました。これをきっかけにSNS上でも双方の応酬が激しくなったとみられています。
園のオーナー側は、殺害をほのめかすメッセージや、50万バーツ(約243万円)の懸賞金をかける内容の脅迫を受けたと主張しています。さらに、自宅や動物園への放火を示唆するメッセージも届いたとして、家族や園内の動物の安全に強い不安を感じていると説明しました。
8月24日、35歳の女性オーナーはフランス人の夫らとともにタイ警察の犯罪抑制局を訪れ、関係するイスラエル人グループについて正式に被害届を提出しました。
女性はまた、相手側の一部が「サムイ島はイスラエル人のものだ」といった趣旨の発言をしたほか、警察官や弁護士とのつながりを誇示していたとも主張しています。ただし、これらはいずれも被害を訴える側の証言であり、警察による事実確認が進められています。
一方、女性の夫が相手側の施設を訪れたことについては事実と認めていますが、脅迫目的ではなく、相手から挑発的なメッセージを受けたため話し合いに向かったと説明しています。夫婦側は当時の様子を撮影した映像も保管しており、必要に応じて警察に提出する方針です。
警察や地元当局は、双方の主張やオンライン上のメッセージなどを確認しながら捜査を進めています。現時点では、脅迫や放火に関する一連の主張について、相手側の関与が正式に認定されたわけではありません。





















