コーンケーンの病院で女性患者死亡 SNS上の看護師コメントに批判 病院が調査
タイ東北部コーンケーン県の病院で治療を受けていた女性患者が死亡し、SNS上で大きな波紋が広がっています。女性が診察まで長時間待たされたとしてFacebookに不満を投稿した後、医療関係者とみられる人物らが強い表現でコメントしていたことから、対応の適切さを問う声が相次いでいます。
女性は正午ごろ、アレルギー症状や体の発疹などを訴えて病院の救急外来を受診しました。しかし、診察まで長時間待つことになり、「昼から来ているのに、診てもらえないなら家で死ねということなのか」といった趣旨の文章をFacebookに投稿しました。
その後、この投稿が別のページで紹介され、医療関係者とみられる複数の人物がコメントしました。中には患者を皮肉ったり、死を連想させるような強い言葉を使った投稿もあり、ネット上では「医療従事者として不適切ではないか」と批判が集中しました。
一方、女性の息子を名乗る人物によりますと、女性は当初、当日または翌日には退院できる見込みだったということです。しかし、午前4時ごろ、病院から「母親がトイレで意識を失い、転倒して頭を強く打った」との連絡があり、その後、脳内に大量の出血が確認されました。
家族は、面会時間が終了した後に女性が一人でトイレへ行っていたことや、誰が最初に倒れている女性を発見したのかなどについて疑問を示しています。また、当初は手術を行う予定と説明されていたものの、最終的には手術は行われず、その後、病室を移された後に「出血が多く、救命できなかった」と説明を受けたとしています。
女性はその後死亡し、家族は現在、宗教上の儀式を行っています。
また、問題となったコメントを書き込んだ人物の一人は、自身は患者を罵倒したり死を願ったりする意図はなかったと説明しました。病院が金銭のある患者を優先しているとの批判に腹を立て、救急患者の優先順位について反論するためにコメントしたとしています。一方で、死亡した患者の投稿に書き込んだこと自体は不適切だったと認め、遺族や関係者に謝罪しました。
病院側は現在、事実関係や一連の経緯について調査し、情報を整理しているとしています。現時点では、患者の正式な死因や転倒と死亡との因果関係、SNS上でコメントした人物の身元や所属などについて確認できていない点もあり、病院は調査結果を踏まえて改めて説明する方針です。





















